泉山真奈美さん「英詞を味わう名曲クロニクル」(三省堂)発刊

誰もがテレビコマーシャルなどで耳にしたことのある名曲ポップス。しかし、その歌詞の内容まで熟知している人は少ないのではないでしょうか。簡単な英語力で、歴史に残るナンバーの隠された意味を味わうことのできる泉山真奈美さんの新著「英詞を味わう名曲クロニクル」(三省堂)が発刊されました。編集のお手伝いをさせてもらってます。

http://goo.gl/Bk1thV

私自身、新たに知ることが沢山ありました。

The Rolling Stones「(I Can't Get No) Satisfaction」1965年
ミック・ジャガーが叫ぶ「I can’t get no satisfaction」というフレーズなんですけれども、高校1年生のときに意味がわからず、学校で一番英語のできる同級生に聞いたところ、「二重否定だから強い肯定を表し『俺は満足できないことはない』という意味だ」と教えられ、ずっとそうだと思い込んでおりました。
ところがR&B、ソウル、ラップにおいての二重否定は否定の強調だいうのです。もともとはアフリカン・アメリカンの人々が話すエボニクスが起源の用法で、日本語にするなら「俺はこれっぽっちも満足できねえ!」といったニュアンスなのだそうです。
もっとも高校時代の同級生は責められません。大学の先生でも間違えることがある表現方法ということです。

○Jigsaw「Sky High」1975年
原曲を知らない人でも、プロレスラー・ミル・マスカラスの入場曲や、元ファイターズの二岡選手や元タイガースの八木選手の出囃子のほか、CMでも多用されているので、サビの部分は聞き覚えがあるはず。
ところがその歌詞はというと闘いにはまったくふさわしくない、「女に捨てられた惨めな男の歌」だというのです。ミル・マスカラスはメキシコ人なので内容を知らずに使用していたんですね。

○Police「Every Breath You Take」1983年
邦題は「見つめていたい」で、米ビルボード8週連続1位になり、グラミー賞で最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・デュオ/グループ(ヴォーカル入り)を獲得した名曲。結婚式の定番として良く使われるんですけれども、実は離婚に関する歌で、スティングいわく「ある種のストーカー的心理を歌ったもの」だとか。

ほかにも西城秀樹の振り付けで大ヒットしたVillage People「Y.M.C.A.」1978年がGay Anthem(ゲイの人々のテーマ・ソング)であり、現在よりも厳しい境遇に置かれていた同性愛者を勇気づける歌詞が随所にちりばめられていること、Madonna「Like A Virgin」1984年が元はと言えば男性シンガー向けに作ったもので“virgin”には「処女」のほかに「童貞」という意味もあるなど、目から鱗のトリビアが満載。定価は少々高いのですが、ご興味のある方はせひご購入ください!!!

入試問題と印税

一昨年刊行した「吹部!」という小説を学力テストに使っていただくことが多くなってきました。
昨年は愛知県の私立中学、今年は栃木県の私立高校や香川県の公立高校入試にも採用してもらっています。

なるほどと思うこともありました。

一、模擬試験や入試に使用する際は、事後承諾である。

まあ、仕方ないですね。

二、しかも文章はかなり勝手に変えられる。

対象の生徒さんの学力に合わせ、表現や漢字を大胆に改変します。まあ、仕方ないかな。

三、著作権料は払ってもらえる。

日本文藝家協会との取り決めがあり、細かい計算式があるとのことです。

わたしの場合、私学の入試問題については数千円の振込がありました。ベネッセといった大手の教材に使ってもらうと、教材の発行部数に基づいてそれなりの金額をもらえます。

送ってもらった問題は解いてみるんですけれども、なかなか難しいです(^^;)

「白球ガールズ」発刊

新著を発刊しました。

「白球ガールズ」(角川書店

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女子高校生が転校した学校で女子硬式野球部を結成するエンタテインメント小説です。今回はラブコメタッチに仕上げてみました。

以下のブログでも紹介してもらっています。

三浦伊織さん(日本女子プロ野球 京都フローラキャプテン)

白球ガールズ【#3三浦伊織】|女子プロ野球 京都フローラ公式ブログ Powered by Ameba

片岡安祐美さん(茨城ゴールデンゴールズ監督)

白球ガールズ|片岡安祐美 オフィシャルブログ 「安祐美のあゆみ ~夢ある限り、努力は無限~」 Powered by Ameba

宜しくお願い致します。

テレビ東京「ヨソで言わんとい亭」


テレビ東京「ヨソで言わんとい亭」という番組に出させてもらいました。

前身の番組も含めると2回目。

VTRをとても長く使ってもらって感謝です。

司会は次長課長の河本さんで、横から茶々を入れるのがネプチューン名倉さんという役割となっています。関西人なので、最初から笑いを取るためのネタを考えて行きました。私が話をしていてバイきんぐ小峠さんなどゲストの方々はそれなりにウケてくれているんですけれども、名倉さんだけはまったく目が笑ってません。そして瞬時にアドリブでひねったコメントを被せてきます。その鋭さに収録の間、怖さすら覚えました。

反射神経で勝負するツッコミの凄みを実感したものです。

光文社「女性自身」シリーズ人間

地方活性化の達人、殿村美樹さんの人物ルポを週刊「女性自身」に書きました。

PR不毛の地・大阪での起業体験や事業にかける思いなど勉強になることが多かったです。社会人としても、一人の女性としても尊敬できる方だと実感しました。