「サッカー日本代表の少年時代」増刷!!

おかげさまで取材仲間と共著で出した「サッカー日本代表の少年時代」(PHP文庫)の重版が決まりました。

http://goo.gl/flHy78

トップサッカー選手たちはどのような少年時代を過ごしたのか? その秘密を探るべく、出身地において家族、友人、指導者を訪ね歩いたルポルタージュです。

残念ながら中村憲剛選手は選考から漏れたものの、関係者にお話を伺った11選手のうち7名が代表入りいたしました。

私の担当は、W杯日本代表メンバーでは本田圭佑選手、長友佑都選手。そのほか宇佐美貴史選手、森本貴幸選手、プロローグ、エピローグを書かせてもらっております。

キーワードは「ポジティブな考え方」。本田選手のお兄さん、長友選手のお母さん、ともにパワフルでチャーミングな人でした。前向きなエネルギーに満ちた人たちに囲まれて育つことこそ重要なのだなと実感した次第です。

この本には収録しておりませんが、大迫勇也選手の親御さんを取材するため鹿児島県の加世田という町を訪ねたことがあります。広々とした大地でボールを蹴っていたのかと思いきや、大迫選手が幼少期に毎日草サッカーをしていたのは団地の狭いコンクリートの広場。植木や段差もあり、決して恵まれた環境ではありませんでした。この文庫で、スーパースターを生む土地の匂いなども感じてもらえると幸甚です。